のんびり大学院生活

都内の私立大学に通う大学院生の日常を記した日記です

クリスマスに負けてたまるか!!!

こんにちは

 

街に幸せな光がともる中

次の日に行う実験について考える毎日を過ごしている僕です。

 

もうね、街中クリスマスカラーというか

周りを見渡せばカップルカップルカップル…

 

ただ男女で一緒に歩いているだけの二人組でさえも

カップルに見えてしまうこの病気に毎年罹っています。

 

罹患歴は皆さんの御察しの通りでございます。

(もう隠すものも何もないです)

 

 

 

さて、最近の僕はと言いますと

月曜日から金曜日まで

朝から晩まで

 

実験やってます。

 

この12月というのは

学部4年生であれば卒業論文に向けて

修士2年であれば修士論文に向けて

博士3年であれば博士論文に向けて

ラストスパートをかける時期です。

(博士論文はもう少し早い時期にラストスパートをかけるかもしれません)

 

僕の研究室でもそれぞれの人がラストスパートをかけています。

実験しながら論文を書き、思うような結果が出ずに書き詰まる後輩や先輩たち…

 

(来年の僕はどうなっているんだろう…)

と不安にあおられ、一緒になってストイックに実験をしています。

 

 

ちょうど一年前、僕は学部4年生で

卒業論文を書くために必死に実験をしていました。

 

その頃は、有機合成メインで行っていて

とある化合物を作ることが僕の使命でした。

 

しかし、思うように反応が進まず

結局、卒論の最後には

「目的の化合物を合成することはできなかった」

と締めくくる、なんともやるせない形で終わりました。

 

この時は本当につらかったですよ。

1年かけて、合成できないし

周りはきちんと結果を出しているのに自分は結果が出ないもどかしさもあり

ストレスで2日くらい寝込んだ時もありました。

 

卒論発表が終わり、数日経ったある日

実験ノートを読んでいると、ふと化合物合成のアイディアが浮かびました。

(ほんとにふと思い着いた、といった感じでした)

 

思い立ったらすぐ行動!ということで

思い着いた日から、そのアイディアを実践して反応を始めました。

するとどうでしょう。

 

反応が進まなかったのがウソのように反応が進み

結果的に、化合物を合成することが出来ました。

 

今ではこの化合物を生化学の分野で用いていて、学会で発表したりしていますが

あの時のひらめきが無かったら、今頃大学院をやめていたと思います。

 

 

実験をやっていると

何かに躓いたり、自分の予想しなかった結果が出たりします。

 

もちろん良い結果を出すことは重要ですが

悪い結果も重要だと僕は考えています。

 

悪い結果が出るのは必ず理由がありますし

それを改善するだけで劇的に結果が良くなるならやるしかないですよね。

 

間違えに気がづいたり、改善策のヒントは案外近くに転がっているかもしれません。

僕もそうでした。

(毎日適当に眺めていた論文の一部が、ふとフラッシュバックして今に至るので…)

 

なので、実験で躓いたりしたら

一度立ち止まったり、周りを眺めてみるといいかもしれないですね。

 

特に卒論前の4年生らは、時間に余裕がないため

立ち止まったり、立ち戻ったりすることに時間を割こうとしません。

 

時間が無い時に、立ち止まる勇気、立ち戻る勇気は必要ですよ。

 

あと少し、卒論・修論・博論発表がある人は頑張ってください!

 

 

 

おまけ

毎日実験してると、やっぱり食に癒しを求めてしまうんですよ

僕という生き物は…

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最寄り駅の近くに新しくできたラーメン店

スープは結構辛かったけど、麺とすごく合っていて替え玉を頼んでしまいました(笑)

チャーシューが大きいのが特徴のラーメンでした。

 

 

 

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最寄り駅近くの肉どんぶりのお店

ランプ肉ステーキ丼を頼んでみました。

うますぎて「うまい」以外の感想が思い浮かばなかったです。

リピート決定(笑)

 

 

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新宿で食べたハンバーグオムライスとかいう兵器

見た目で楽しめるこのボリューム感…

僕の胃は大満足でした(笑)

 

 

食べてばっかりで太る(笑)

では!