のんびり大学院生活

都内の私立大学に通う大学院生の日常を記した日記です

教員という道

こんにちは

 

前回の記事で

将来の選択肢として「教員」という道を考えている…と書きました。

 

今日はそれについてもう少し詳しく書いていこうと思います。

 

【学部1年】

振り返ること今から4年前

大学に入学した僕は、友人がいない中

一人で学部のガイダンスや学科のガイダンスに参加していました。

 

新入生はいくつか決まったガイダンスを受けるのですが

その中に「教職課程ガイダンス」というガイダンスが含まれていました。

 

(ちなみにこの「教職課程ガイダンス」は、教職課程を履修したい人だけが参加するガイダンスです)

 

新入生は全員受けるもんだと勘違いした僕は、

なぜかみんなが帰っていくのを不思議に思いながら

ガイダンス会場へと足を踏み入れるのでした…

 

 

ガイダンスでは

・教職課程とは~

・教員とは~

・教員になるには~

 

みたいな説明を一時間たっぷり話されました。

 

(せっかく高いお金払って大学に入ったんだから、教職取ってみるか…)

軽い気持ちで履修を決めました。

 

 

【学部1、2年】

履修してみて思ったのですが

教職の授業が「つらい!!」

履修したことによって授業時間も増え、みんなが帰る4、5限に授業を受けるという精神的にも肉体的にも辛かった時期です。

(教職なんて軽い気持ちで取るんじゃなかった…)

と後悔の念にさらされながら、それでもなんとか教職の単位を取りました。

 

あと、理科の教員のコースへと移行したのもこの時で

海へ実習しに行ったり、地学系の研究機関へと見学に行ったりしました。

 

授業で興味深かったのは、心理学でしたね。

生徒が発達段階に応じてどのような思考をするのか

環境の違いで発達に違いが出るのか

小学校や中学校の頃の自分と照らし合わせながら受けていました。

 

【学部3年】

教育実習に行く前の年、ということで実践的な授業が多かったです。

 

短い時間で自分のことを伝える、自己紹介の難しさ

問題のある生徒に対してどのような振る舞いをするのか(対話形式で実践)

生徒と教員の間に立たされた時、どのような行動を心がけるのか

実際に授業をやってみて、黒板への文字の書き方、話し方、伝え方…

 

教師に求められることを多くインプットしました。

 

授業内での実践だけではなく

近くの中学校へ行き、授業風景を見て現場の教員の仕事を間近で見学したり

高齢者の方々と運動したり

特別支援学校で数日TAを受け持ったり

教育実習先へ面接を受けに行ったりと

教育系のイベントが盛りだくさんの年でした。

 

このころはまだ教員になる…という考えよりも

普通に大学院に進学して研究職に就こうと考えていました。

 

大学院への進学の準備をしながら

教育実習の準備を少しずつ行っていました。

 

 

【学部4年】

研究室での実験が本格的に始まったのと、大学院入試の準備に追われていたのと

教育実習の準備に追われていたため

前期はとても忙しかったです。

 

教育実習には6月に3週間行きました。

高校で理科(生物と化学)を受け持ち、生徒に授業をしていました。

教育実習については色々書きたいのですが

全部書いていると読む方々が「長い!!」と思ってしまうと思うので

感想を3行で書きます。

 

 

 

教師って大変

教師って忙しい

でも教師って楽しい

 

です。

 

実習中はつらいこと、大変なこと、泣きそうになったこと、たくさんありました。

でも、それ以上にやりがいに溢れた素晴らしい職業だと思いました。

 

たくさんの生徒から

「たのしかったよ!ちゃんと先生になってね!!」や

「3週間じゃなくてずっといればいいのに~」という言葉をお別れの際にたくさんいただきました。

 

疲れとか、もう飛んでなくなりましたよ、ホントに。

 

 

教育実習を終え、大学に戻った僕は

研究室の先生に教員を目指すことを伝えました。

 

先生は反対することなく「がんばれ」

と言ってくれました。

 

先生「まぁ大学院進学が決まっているから2年間はしっかり実験してもらうよ~(笑)」

という軽いジャブも受けましたが…(笑)

(教育実習へ行く前に、大学院への進学が決まっていたのです)

 

教職の単位もすべて取り終わり

卒業式の時に、中・高の教員免許状を取得しました。

 

長かったですが、得られたものはほんとに多かった4年間でした。

 

 

修士1年】

 現在は、新たに専修免許を取るべく日々頑張っています。

最近ようやく採用試験の勉強を始めました。

とりあえず、12~1月は採用試験でウエイトが大きい「教職教養」を中心に勉強していこうと思います。

 

 

 

簡単に説明するとこんな感じで教員を目指し始めました。

 

少しずつ、でも堅実に勉強して

教員採用試験合格を目指していきます。

 

では!